デザインメモ DAILY

毎日更新!◯◯とデザインのこと。

見出されたMUJIから思う、言葉以外で伝わるもの。

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青山にある「Found MUJI」というお店をご存知ですか?
名前の通り無印良品関連のお店なのですが、一歩店内に入ると、普通の無印良品とは違う空気が漂っています。
 
何か意図を持って丁寧に陳列された商品、ゆったりとしたBGM。どこか時間の流れがここだけ違うような、不思議な感覚になります。
 
無印良品はいったいどんな目的で、こんなお店を作ったのでしょう?
 
「Found MUJI」=「見出されたMUJI
無印良品はもともと、ものをつくるというよりは、「探す、見つけ出す」という姿勢で生活を見つめてきました。 ”
 
じつは、今Found MUJI 青山がある場所は、もともと無印良品の第1号店があった場所だそうです。
原点を見つめ直して、第1号店を違うコンセプトでリニューアルする。なかなか考え深いです。
 
普通なら思い出深いものをずっと残しておきたいと思うような気がしますが、そこはこの第1号店から発信することで、新しい場所に新しいお店を作るよりもずっとこの「Found MUJI」という活動に深みが出てくるように思えます。
 
無印良品というブランドを大事にしつつ、まさにそこから「見出す」。
ブランドの良さを持ちながらも、その一歩先に出る。
 
店内に入った途端、無印良品のはずなんだけど、どこか違う。でも、無印良品だ。
 
お客さんへ一方的に「こんな新しい試みをやってるんだよ!」じゃなくて、知ってる無印良品の安心と、説明されなくてもお店のさまざまな演出から五感で感じる、無印良品だけどなんか違う無印良品なんだ感。
 
言葉以外で伝わるものってたくさんあるだなと思いました。
 
例えばWebサイトって音出すの嫌われがちですが、視覚情報だけじゃない、他のアプローチも模索してみたいなと改めて思いました。